どうも、
超売れっ子作家のあおしまかがやきです。



  
今回は、以前記事で書かせてもらった
「未来食堂」のおまけ編。



つまり、
追記です笑 




このブログに遊びに来てくださりありがとうございます(^^)

  
  
========================== 




【人件費0!年間500人が手伝いに来る定食屋さんの秘密 おまけ編】





このブログに全3回に分けて書かせてもらった未来食堂。





改めて、未来食堂について簡単に説明させていただくと、
東京は千代田区の神保町にあるカウンター12席の小さな定食屋さん。


IMG_2628


この定食屋さんの従業員は、店主の小林せかいさんただひとりにも関わらず、朝から晩まで入れ替わり立ち代わり誰かがお店を手伝い、ランチ時には平均5回転、最高10回転もするほどの繁盛店。





『誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所』の理念のもと、
未来食堂の各仕組みにも反映されています。





一度来店した人であれば、誰でも50分働くと一食無料になる「まかない」という仕組みや、「まかない」で50分働いた人が、ご自身の得た食事の権利を譲った「ただめし券」をはがして持ってくると、1食無料で食べられる「ただめし」。
さらには、お客さんのリクエストに答えて、料理を作る「あつらえ」。





お客さんにやさしいこれらの仕組みには、せかいさんのこんな動機から生まれたのです。







たとえば「まかない」の仕組みには、
 
 

「お店に来てくれたお客様と縁を切りたくない。 たとえお金がなくても未来食堂で50分お手伝えば、温かいご飯が食べられる。本当に追い詰められた時に、最後に未来食堂のことを思い出してほしい」
 
 

という想いや、「あつらえ」や「まかない」の仕組みには、過去にせかいさんが経験した「人との繋がりの大切さ」から生まれてきたものだったのです。
※過去にせかいさんが経験したことの詳細はコチラから。
人件費0!年間500人が手伝いに来る定食屋さんの秘密 後編
 
 


 
そして、 
京都にも未来食堂のように、おもしろい仕組みを取り入れた飲食店があります。





そのお店は、 
国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」。


IMG_1337


この佰食屋も以前このブログで書かせてもらったのですが、
改めて説明しますね。




   
飲食店の売り上げは、営業時間が長いほど増えるんだそうですが、
この佰食屋はなんと「月に一度も残業がない飲食店」なのです。





営業時間は長くても3時間半。 
しかも、長蛇の列ができる人気店。 





佰食屋の最大の特徴は、 
「1日100食限定」という仕組み。
 


 
どれだけ売れても、1日100食限定。 
100食売り切れた時点で営業終了となるため、午前11時から午後2時半とわずか3時間半の営業時間のみで売り切り、夜の営業は一切していないのです。 





普通なら営業時間を延ばして沢山売上を出したいところですが、どうして佰食屋は1日100食限定の働き方を選んだのでしょうか?





それには、
佰食屋オーナーの中村朱美さんのこんな想いがありました。
 
 


『ただ、「自分たちが働きたいと思える会社にしよう」ということ。
 「100食売り切ったら早く帰れて、給料もしっかりもらえるんやったら、
 働きたいよなぁ」って。
 自分たちが働きたい会社の条件として絶対に譲れないのは、
 「家族で晩御飯を一緒に食べられること」。
 それまでに余裕をもって帰れる、ということですね。』
  

 


佰食屋の1日100食限定の働き方にも、ご家族との繋がりを大切にするオーナーの中村さんの愛が込められていたわけです。
「家族で晩御飯を一緒に食べられること」を譲れない絶対条件にするところに、中村さんの家族に対する愛の強さを感じますよね。





そして、佰食屋のこの働き方は一緒に働く従業員にも評判がいいそうです。
「ずっと飲食店で働いてたけど、初めて子どもとお風呂に入れるようになった」という方や、「親に子どもの送り迎えを頼まなくてもよくなった」というシングルマザーの方や、
入社してから彼女ができて、結婚して子どもができて、育休を取った男性社員もいるそうです。




さらに佰食屋は、「食材ロス0」を目指していったら、京都市の「食べ残しゼロ推進店舗」にも認定。 さらにさらに、真面目に働いてくれる人を探していたら、家族を介護している人や障がいがある人も採用するようになったそうです。「1日100食限定」の仕組みに限らず、従業員や食べ残しゼロなど、佰食屋は隅々にまでに愛が注がれています。

  

 


未来食堂や百食屋の働き方に共通するのは、
「人との繋がりの大切さ」です。
未来食堂は、お客様との繋がり。百食屋は、家族との繋がり。
 
 

 

両店のように「誰との繋がりを大切にしたいか?」が明確になることで、
50分働けばタダでご飯が食べられるアイディアや、1日100食売りきったら早く帰れるアイディアなど、人に喜ばれる仕組みが生まれるのです。





そして、愛に溢れる仕組みに魅了されたお客様や従業員に愛される人気店になっちゃうんです。




 



というわけで、
 

================================ 
『世界一しあわせなお金の稼ぎ方の方程式』
================================


「誰との繋がりを大切にしたい?」
明確になったら、
そこに愛を注いでみよう。


================================
 



最後までお読みいただきありがとうございました。
あおしまカガヤキでした♪\( ˆoˆ )/






参考・出典:
○未来食堂  
http://miraishokudo.com

 
 
○50分働けば1食無料 家出少女が行き着いた未来の食堂 
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO44528700Y9A500C1000000/

 
 
○職場に「悪い空気」を持ち込み、雰囲気を停滞させる原因とは「未来食堂」の店主が語る、最強チームの作り方

https://diamond.jp/articles/-/200915
 
 


○未来食堂ができるまで 小林せかい(小学館)
 
 


○やりたいことがある人は未来食堂に来てください 小林せかい(祥伝社) 








◯国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋 
https://www.100shokuya.com


◯売上増も多店舗展開も捨てた企業——「家族で晩御飯」の働き方をフランチャイズ展開に 
https://www.businessinsider.jp/post-176690


◯残業ゼロなのに年収600万円?”幸せ食堂”の秘密:ガイアの夜明け 
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2019/019683.html


◯京都のステーキ丼行列店が「売り上げを減らそう」と思った深いワケ(気になるビジネス本) 
https://www.j-cast.com/kaisha/2019/07/18362716.html?p=all


◯早く帰って、ちゃんと休む 絶対に100食しか出さない行列店、その働き方 
https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/190708/ecd1907081348003-n1.htm